2010年08月11日

売れる仕組みということを考える時の人間科学的アングルについて

 売れる仕組みということがマーケティングの専門家や営業コンサルタントが言うようにできれば、ビジネスマンに苦労は無い。売れる仕組みを造ることは、現場の第一線の営業マンなら昔から恒久的な課題である。ビジネスのスタイルがBtoBだろうがBtoCだろうが、はたまたCtoCだろうが変わらない。
 売れる仕組みということを人間科学的なアングルで考えると、売る側の人間模様と、買う側の人間模様とのぶつかり合いの中での〝構図〟ということになる。売る側のアングルでは、「設計者の製品開発能力」「収益管理者の価格政策」「営業員の販売促進活動」という、人間の創造力が造り出すしたモノの売れる仕組みということとなる。買う側のアングルでは、「製品やサービスの認識」「買う動機」「評価」「判断」が、モノを買うための〝思考〟となる。
 厳しい市場環境の中で売れる仕組みということを考えるとき、時流のマーケティングでは製品やサービスという営業ツールに目が向けられているが、人間模様にも着目しよう。ビジネスの現場は全てが人間模様の中で繰り広げられているのだから。



Posted by 山本山  at 16:22 │Comments(0)

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