2010年10月26日

今の時代の売れる仕組みということは?:行列のできるラーメン屋

 日本の食文化で欠かせない存在となっている「ラーメン」。「行列のできるラーメン屋」や「ご当地ラーメン店」など、TV番組にもなっている。
この根深いラーメン・ブームの中で、ラーメンの売れる仕組みというものを考えてみた。
まず、マスコミに多く登場するラーメン屋から考察する。このラーメン屋は、ラーメンなのに単なるラーメンとは言わないのが特徴だ。昔の、醤油味や塩味などという単純な区別ではなく、〝固有名詞〟を持っているのが特徴だ。だから、タレントやTV番組のプロデューサーなどの興味を引き、TV収録となる。後は、TVを見ての通りだ。固有名詞とTV放映が、売れる仕組みというものを造り上げているのだ。
 私は、この行列のできるラーメン屋の売れる仕組みというものには乗らない。古い建物で熱気の煙がでていて、ちょっと汚いぐらいでも、いつも昼時などは賑わっている店が好きだ。街で長く繁盛し、店の親方などは売れる仕組みというものを意識しないでいるから。



Posted by 山本山  at 10:12 │Comments(0)

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